美肌効果の高いシルキー風呂、全16室の家族風呂を完備
おおびらき温泉おおびらき温泉
弘前市
弘前市大開にあるおおびらき温泉は2007年にオープンした大型の日帰り温泉施設。駐車場も建物もかなり大きい施設で、広々と余裕を持って入浴・休憩することができます。また営業時間も5:00から24:00までと超ロングなことから、早朝から深夜まで幅広いお客さんに重宝されています。
早朝5:00頃のおおびらき温泉。あたりは真っ暗ですが、おおびらき温泉は煌々と電気が灯っており、朝風呂めがけて多くの人たちが集まってきます。
玄関から中に入ると、かなり大きなロビーが広がります。右手にいくと大浴場、左手が家族風呂です。ちなみに家族風呂は全16室とこの辺でもかなり多い方で、休日を中心に家族連れの利用で人気です。(家族風呂は予約不可、当日受付)
ロビーを右奥に進んでこちらが券売機。通常は大人380円の他、中学生、小学生、乳児幼児と料金が分かれます。早朝料金は5:00から9:00まで、300円となります。岩盤浴は女性専用、入浴料込み。
源泉かけ流しが自慢のメイン浴槽。67℃の高温源泉を熱交換により適温に調整しているこだわりのお湯づかいです。奥にあるのは打たせ湯・ジェットバスです。泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、ふんだんな成分量から保温効果がありつつ、さっぱりとした入浴感が魅力です。洗い場も豊富で、余裕を持って入浴ができます。
もうひとつの魅力は、店長の一押しでもあるシルキー風呂。特殊な装置によりミクロの泡を作りだしており、マッサージ効果、毛穴の汚れを取り除き美肌効果などが期待できるそうです。お湯は温泉に井戸水を加水して温度調整しており、メイン浴槽よりぬるめの調整でリラックスできます。この隣に泡風呂と、奥にサウナ、水風呂があります。
入浴後は広々としたロビーで休憩。ロビーの端々には、大型動物のはく製が鎮座しています。マスクをはずさないでくださいと訴えているのはシカ。ロビーの一番奥には遠吠えをする北極オオカミ、自動販売機の横にはトラ。このはくせい達、最初は同グループで経営している青森市のあすなろ温泉にいたそうですが、いつかのタイミングでおおびらき温泉に移動(異動?)してきたのとこでした。
受付の前には野菜や乾物、りんごジュースが販売されています。更におおびらき温泉で買える名物がこの温泉たまご。高温の源泉に2時間10分浸して作った名物卵は人気で、よく売れているそう。青森朝日放送「ハッピィ」で紹介されたこともあります。駐車場入り口にある源泉小屋で毎日作っているそうで、作り方まで公開されていました。
津軽の温泉名物バナナはここにもありました。
朝風呂エピソード
こちらが駐車場から撮影した外観です。開店時間の朝5時前に訪れたので空は真っ暗ですが、駐車場には既にたくさんの朝風呂客が集まっていました。店長によると開店と同時に10名くらいの常連さんが毎日やってくるそうで、早く来て車で新聞を読んでいます。常連さんたちは駐車場の位置まで決まっているそうです。
朝の時間帯だと開店直後の5:00台が一番混みあい、その後も常連さんを中心に続々とお客さんがやってきます。常連さん達は人によって来る時間帯が決まっており、それぞれ一日の始まりを温泉で過ごしてさっぱり帰っていきます。
温泉ソムリエのおすすめポイント
おおびらき温泉は「塩化物泉」「硫酸塩泉」の2つの泉質を持つお湯で、保温効果と美肌効果が期待できます。高温の源泉温度を熱交換により適温に調整しており、柔らかな入浴感でじっくり落ち着いてお湯に浸かることができます。ぬるめの温度に調整してある別浴槽のシルキー風呂、泡風呂で安らぐのも気持ちいいです。
基本情報
施設名 | おおびらき温泉 |
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所在地 | 青森県弘前市大開2丁目9 |
電話 | 0172-88-1280 |
営業時間 | 5:00~24:00 (大人380円) |
朝風呂時間 | 5:00~9:00 (大人300円) |
サウナ | あり |
HP | https://takashige-group.jp/oobiraki/ |
アクセス | 弘前駅から車で約15分
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駐車場 | あり |
近くの公衆浴場・温泉 | 桜が丘温泉 |
泉質・温度等
泉質 | ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 |
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シャンプー・リンス・ボディシャンプー | 備え付けなし |
源泉温度 | 67度 |
浴槽温度(およそ) | 43度、シルキー・泡風呂 40度 |
ph | 7.2 |